日本をはじめ世界中でスポーツタイプの自転車が人気で売れています。
そこで、スポーツタイプの自転車(クロスバイク、ロードバイク、グラベルロードバイク)を購入検討している方やこれから始めようと思っている方に向けて、買う前に知って欲しい15のことを紹介します。
買う前に知ることで、もしかすると少しでも安く購入できたり、失敗しないで購入できるきっかけになるかも知れません。
今回はスポーツ自転車歴7年のGRAVEL ROAD HACK編集部の自転車大好きサイクルパンダとスポーツ自転車歴1年生のひまちゃんが対話形式で紹介します。
【動画】ロードバイクを買う前に知って欲しい15のこと
1.スポーツ自転車にはフレームサイズがある
はじめまして!自転車大好きサイクルパンダです。今回はスポーツタイプの自転車を買おうと思っている方や興味があって始めようと思っている方々に向けて情報をお届けできたらと思っています。
ロードバイク歴1年生のひまです!よろしくお願いします。
早速ですが、ひまちゃんスポーツタイプの自転車(クロスバイク、ロードバイク、グラベルロードバイク)にフレームサイズがあるって知ってましたか!?
実は購入してから知りました!!買う前は知らず、どのサイズでも乗れると思ってました。
フレームサイズを間違ってしまうと様々なトラブルが発生します。例えば、大きいフレームサイズを選んでしまうと腕がハンドルまで届かなかったり、逆に小さいフレームサイズを選んでしまうと窮屈な状態で自転車に乗ることになり、スポーツ自転車本来の性能を発揮できなかったりします。バランスも取れないので大変、危険です!!
2.メーカーによってフレームサイズが異なる
フレームサイズの話の続きで、実はメーカーによってもサイズやサイズ表記が異なります。例、メーカーAの場合、48サイズ(165cm前後)と記載されていても、メーカーBの場合では48サイズ(160cm前後)だったりとメーカーやモデルごとでサイズやサイズ表記が異なります。
もし自分がAというメーカーでは48サイズが適正身長だったとしても、他のBというメーカーでは同じ48サイズだからと言って必ずしも同じサイズ表記ではないってことですね!!
そうです!メーカー、ブランド、モデルによってもサイズが異なるので、必ず1台1台自分の身長に合うサイズなのか調べてください。また、わからない場合は必ず専門店で聞いてから購入するようにすれば失敗しづらいです。
3.小さいフレームサイズを作っていないメーカー、ブランドもある
メーカー、ブランドによっては小さいフレームサイズを作っていないこともあります。
それはどうして作っていないんですか!?
1つの理由としては、フレームサイズを小さくすることで、メーカーやブランドが目指しているスポーツ自転車本来の力や乗り心地、乗り味、フィーリングを失くしてしまう為、あえて小さいフレームを作っていない場合があります!2つめの理由は、日本市場よりも海外市場の方が大きい為、小柄な人向けのフレームを作らないで、売れるサイズを中心に製造しています。
乗りたくても乗れないメーカーやブランドがあるってことですね!!
そうです!小さいサイズを展開しているメーカー、ブランドもあるので、小柄な方は限定されてしまいますが、そういうメーカー、ブランドを探すのもおすすめします。また、欲しいブランドでも小さいフレームサイズを作っているか専門店で聞いてみてください。もしかしたらモデルによって小さいサイズを作っていることもあります。
4. スポーツ自転車のフレームに素材がある
スポーツ自転車のフレームには素材があるって知ってましたか!?
買う時にはじめて知りました!!
えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
見た目のデザインで選んで買ってからカーボンって知りました!!
スポーツ自転車にはフレーム素材があって、大きく分けてクロモリ、アルミ、カーボンの3つが代表的な素材があります。素材によって重量や性質、乗った際の乗り味や耐久性、値段なども変わってきます!詳しくは専門店で聞いてみてください。
5.スポーツ自転車のパーツにはグレードがある
スポーツ自転車のパーツにはグレードがあるって知ってましたか!?
それも最近知りました!!アルテグラ!?
特にレース向けのロードバイクにはパーツグレードが重要視される傾向にあります。パーツのグレードによって、軽量性や精度、値段が異なります。シビやな戦いの世界において、ご自身が求めている走り方によって、今よりパーツをグレードアップさせることで求めたいた走りに近づけます。
6.スポーツ自転車のメーカー、ブランドが沢山ある
個人の自転車屋さんだと置ける自転車の台数やメーカー、ブランドに限りがあるので一度、大型店や雑誌を見て色々なメーカー、ブランドがあることを知って調べてから購入するようにしましょう!
特に見た目で選ぶ女性は、ロゴやデザインも色々あるので沢山見て欲しいです!!
7.1年でフレームデザインが変わるメーカー、ブランドが多い
1年でカラー、ロゴの配置が変わるメーカー、ブランドが多いです!!
今年見た、あのモデルが来年欲しいと思ってもないってことですか!!
そうなんです!!あの年のあのデザインのあのモデルが欲しいと思っても来年には買えなかったりします。探すとなると中古で探さないと手に入らなかったりします。特に限定モデルや限定カラーなどは欲しいと思った時に買わないと入手困難だったりします。
8.国内で自転車イベントを沢山やっている
スポーツ自転車を始めてから知ることが多いですが、実は国内で自転車イベントが頻繁に行われているって知っていましたか!?
スポーツ自転車を始めるまでは知らなかったです!!
次の9つめの項目に関係してきます!!
9.購入する前に試乗をしてから買うようにする
スポーツ自転車を購入する前に、自転車イベントを活用して様々なメーカー、ブランドのスポーツ自転車に試乗してから、ご自身が欲しいと思っているメーカー、ブランドを見つけて買うようにしましょう!!
それはどうしてですか!?
自転車屋さんでも試乗会を行なってたり、メーカー、ブランドが定期的に試乗会を開催することがありますが自転車イベントの場合だと、一度に多くのスポーツ自転車が集まり乗り比べができるので工数も掛からないのでおすすめです!!
一度に色々と試せるのはいいですね!!
10.スポーツ自転車にはセールがある
あれ?ロードバイクって季節性があるものじゃないですよね!?セールがあるんですか!?
先ほど話ましたが特にロードバイクの場合、1年でデザインが変わる所がポイントです!!売り切らないと翌年の新しいデザインのモデルを仕入れることができません!!なので、10月から12月に掛けてスポーツ自転車のセールが始まり、特に大型店では翌年1月〜2月くらいまではセールを開催して売り切りたい所が多いです。
なるほどですね!!
賢くセールを上手に活用して少しでも安く買うのもありだと思います!!
11、本体以外に必要なものが多くお金が掛かる
わかるぅ!!!!!
スポーツ自転車本体以外にも、ヘルメット、ベル、ライト、鍵など必要になってきます。
スポーツ自転車本体を買えば、高いけれども買ってしまえば楽しめると思ってましたが、それは大間違いでした(汗)
スポーツ自転車を始める前に知っておくことで、お金を多めに貯めておいたり、自分の稼ぎの範囲で本体以外の自転車用具を備える準備をしておいてください!
12.ライド時にもお金が掛かってくる
人にもよると思いますが、私は特にお洒落なカフェ巡りが好きなので、ライド時にお金が掛かるなって思います!
また、スポーツ自転車はカロリー消費が激しいので走っているとお腹が空きます。休憩時にコンビニ立ち寄る回数も増えると思います。過去にお友達の学生が、お金がないからと補給をあまりしなかったことで、ハンガーノックになり動けなくなってしまったことがあります。自分の走る距離や消費カロリーに応じて対応できるよう、お金を持ち歩くようにしましょう。
13.輪行を覚えると公共交通機関に自転車を載せることができる
これ知ってましたか!?
輪行とは、公共交通機関を使用して、自転車を運ぶこと。サイクリストや自転車旅行者が、行程の一部を自走せず省略するために使う手段。
知ってました!!昔、ピチッとした服装の人が大きな袋を持って、電車に乗ってきた姿を見たことがありますwww
スポーツ自転車専用の輪行袋(りんこうぶくろ)というものがあります。こちらを利用することで、電車、バス、タクシー、飛行機にスポーツ自転車を載せて移動して運ぶことができます!!これにより移動範囲、遊びのフィールドが広がります!!例えば、山まで電車で移動して到着してから周辺を楽しむ。自分の愛車を観光地まで持って行き、観光先の移動手段として使うこともできます。
14.国内で自転車レースをやっている
知らなかったです!!自転車レースがオリンピックでやっているなくらいで、国内で自転車レースをやっているのは知らなかったです。海外のように道が広いわけでもないので、どこを走ってるんだろうって思いました。
まだ国内ではマイナースポーツですが、国内にチームがあってレースが行われています。また、競輪とは別で一般道を使ってレースが行われています。自転車イベントと一緒で、一度レースを見てもらうとあの速度感に感動します!!
15.プロが使っている機材を一般の方も購入できる
ハイエンドと言われるモデルは、実際にプロにも供給されているモデルを一般の方でも購入することができます。
やたら高いモデルがあるなぁって思ってました!!
プロが使っている機材を一般の方でも数百万円出せば買える魅力があります!!車で例えるとレーシングカーのF1を買うような感覚です。F1だとなかなか手を出せませんが、ロードバイクならあのトップ選手が使っている機材と同じモノが手に入るという魅力があります!
ロードバイク乗っている人あるあるだと思うんですが、数百万円でも充分高いですよ!!
もちろん自転車で数百万円って充分高いです。それでも憧れのトップ選手と同じ機材を手に入れて、同じ場所を走っているという感覚を味わえる魅力があります(笑)いかがだったでしょうか!!是非、これからスポーツ自転車(クロスバイク、ロードバイク、グラベルロードバイク)の購入を検討している方は、今回紹介した15のことを活かして上手に賢くはじめてみてください。
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