初心者でも楽しめるグラベルライドイベント「Panaracer NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023」について、運営元の伊藤さんにお話をお伺いしました。また、今年のゲストには自転車愛好家の今田イマオさんも参加します!
イベント前日には、トレーニングや技術レベルに自信のない初心者でも参加できるよう、初級者向けの観光コースも用意しているとのこと。
イベントでは、美しい自然環境の中でグラベルライドを楽しむことができ、さまざまな規模のパーティーやワークショップも開催されます。
さらに、参加者同士の交流を促すための交流イベントもあり、初めての参加でも楽しめます!!
本格的なグラベル体験ができる機会です。
是非、自転車好きな皆さんは参加をお検討ください!
イベントを一緒に盛り上げてくれる!ゲスト参加者 今田イマオさん
皆さん、こんにちは!!昨年、はじめてニセコグラベルのイベントに参加させていただいた自転車好きの今田イマオです。今年はゲストとして、皆さんと一緒にイベントを盛り上げたいと思います☺️そこで、初参加の方や興味はあるけれどもイベントの様子を知りたい方や不安がある方に向けて、運営元の伊藤さんに色々と質問しました。少しでも不安が解消され、イベント参加へのきっかけとなればと思います🚵♀️💨
動画でイベントの様子を紹介
1.ニセコグラベルとは何ですか!?イベントの特徴や魅力を教えてください。
ニセコグラベルは地域に豊富に存在する未舗装路を活かそうと、新しいグリーンシーズンのコンテンツとして2020年秋に5人の走行会から始まったライドイベントです。2022年からは「GRAVEL KING」でもお馴染みのPanaracer様とスポンサー契約を締結し、Panaracer NISEKO GRAVEL
と名称を新たに成長を続けています。口コミで様々な方にご紹介いただき、2022年のメインイベントでは約300名が、2023年の5月に開催したスプリングライドでは小規模開催にも関わらず、約150名にお越しいただきました。 何かを作るわけではなく、ありのままのニセコの自然を楽しんでいただけることが魅力だと思うので、訪れた人には自転車を通して思う存分ライドを楽しんでもらえれば嬉しいです。
2.また、どのように会場に向かえばいいのか教えてください
「アクセスに関して」 新千歳空港からニセコエリアへのアクセスはJR、車とあり、稀にですが自走で来られる方もいらっしゃいます。レンタカーを借りて、新千歳空港からニセコへ来られる方が圧倒的に多いです!!約2時間で到着しますが、途中に支笏湖などの景勝地もあり、北海道らしい風景を感じながら快適なドライブをお楽しみいただけると思います。
途中、エゾシカに遭遇することもよくあるので十分注意をしてきてください。※ニセコグラベルに参加される方向けのお得なレンタカー料金を地元のトヨタリースさんが提示しています。(電話ベース対応のみ) https://nisekogravel.com/accommodation
3.初心者でも参加できるイベントですか!?距離やコースの難易度について教えてください。
ニセコ町、蘭越町を舞台にミドルコース(50-60km)、ロングコース(80-90km)、エクストラロングコース(120-130km)の3種類を準備しています。普段から体を動かしている方であれば初めての参加でもミドルコースを走ることができると思います。ニセコグラベルの名前に相応しく、どのコースもグラベル率が約50%としっかり未舗装路のスリルを楽しんでいただけるセクションを準備しています。ハードな林道から、河川敷を気持ちよく走る砂利道まで、様々な路面がありますが、基本的には距離が長くなればなるほど難易度は上ります。
4.イベントで使用できる自転車について教えてください。
グラベルバイク・マウンテンバイク・クロスバイク・E-bikeなどでの参加をお願いしております。E-bikeはバッテリーなどの持続距離を考えて、ミドルコースの参加が望ましいです。ホームページから地元で借りれるバイクショップもご紹介していますが、数に限りがございます。そのため、基本的にはご自身の自転車をご持参いただくようお願いしています。
5.ニセコ周辺(会場周辺)の景色や風景、観光で楽しめるポイントはありますか!?
やはり、蝦夷富士(えぞふじ)と呼ばれている羊蹄山(ようていざん)は外せないと思います!!ニセコエリアのシンボルとして基本的には街のどこからでも眺めることができるので存在感がすごいです。
また、ニセコエリアはパウダースノーで有名な地域でもあるので、雪解け水が生み出す景色も魅力的です。清流日本一に7年連続選ばれた尻別川はゆったりと流れていて、周りにある田んぼや畑などから見る何気ない風景も素敵に感じます。秋はかぼちゃやジャガイモなどの収穫時期なので、ニセコ駅やメインストリートはかぼちゃの装飾がされています。自転車と一緒にかぼちゃの写真を撮るのもおすすめですよ!
今回のライドイベントでは、ニセコ町の林業・木育イベント「NISEKO WOOD PARK」さんと会場を共に、イベントを同時開催します!!グラベルライドから、ニセコエリアの森林や自然にも興味を持ってもらえると嬉しいです。
6.イベント参加する為に、トレーニングは必要ですか!?
日々体を動かしていればミドルコースは完走できると思いますが、ロングコース以上になると、6-8時間程度自転車を漕げる体力が必要なので、走り込みはある程度必要だと思います。タイムを競うわけではないので、エイドステーションでしっかり休憩することが重要になってきます。余裕を持って景色を楽しみながら走っていただけたらと思います。
7.ニセコグラベルに適した服装、装備について教えてください。昼夜の気温差など教えてください。
9月の北海道は紅葉の季節ということもあり、寒暖差が大きいことが特徴です。具体的な目安として、5℃〜25℃に対応できる格好でお越しいただければ間違いないと思います。スタート時は一桁台の気温でも日中は20℃を超えることもザラなので、レイヤリングできるベスト、ゲーター、アームカバーなどはおすすめですね。 2022年度はイベント準備中にスタッフがストーブをつけて作業をしていました。(泣)
基本的には湿気の少ないいい時期なのですが、時折雨が降ることもあります。レインウェアなども持参ください。備えあればということです!!
8.コース上のエイドポイントやコンビニ、食事、補給できる場所はありますか。また、どんな補給食がおすすめですか?
ルート近くにはコンビニや道の駅などもありますが、数は多くはありません。グラベル区間に入ると補給は自分の持ち物で行う必要があります。ご自身でも必要な携行食などは多めにご準備ください。またハンガーノックにならないように、ジェルやエナジーバーは必携です。長い距離のグラベルを走った後は必ずエイドステーションへ立ち寄れるようルート設計をしていて、ミドルは3箇所、ロング、エキストラロングは4箇所あります。らんこし米のおにぎりや、秋のフルーツや野菜など、北海道らしい補給食を提供できるよう計画中なので楽しみにしていてください。ちなみに2022年の一番人気はメロンでした!
【動画】昨年のイベントの様子はこちら
9.ニセコグラベルのコースに適切なタイヤ幅を教えてください。また、持っていたらいい装備があれば教えてください。
グラベル区間には土、砂利、だけではなく、砕石の区間や苔むした場所、荒れ果てたアスファルトなど多岐にわたる路面状況がございます。グラベル区間が長いので、振動の負担を和らげる為にも40-45Cの方が走りやすいと思います。タイトなカーブも多いのでサイドノブがありの方がいいと思いますが、センターノブは走るスタイルによって好みが別れると思います。
今年から各エイドにはメカニックテントが設置されるので、セルフリカバリーを基本に必要であればメカニックなどもご活用いただければ嬉しいです。実際トラブルが起きるのは山の中がメインになると思うので、最低限チューブ2セットと工具は各自で持参していただきたいですね。
10.イベント会場またはニセコ周辺で、ヘルメットやボトル、ビンディングシューズ、空気入れ、補給食など、自転車用品を買える出展ブースや専門店、メンテナンスできる設備やお店はありますか?
イベント会場にはPanaracerを初め、メカニックからアパレルメーカーまで様々なメーカーブースが立ち並びますので、そちらで補給や購入することも可能です。エントリーいただいた皆様には、会場内で使えるクーポンを当日受付時にお渡しいたしますので是非、ご活用ください。会場外だと、ヒラフ地区のリズムジャパンさんが自転車用品を豊富に取り扱っています。
11.最後に一言
北海道、本州、地元の人が一同に集まって好きな自転車で泥だらけになりながら笑顔で走るイベントって中々ないと思うんです。ニセコへ訪れる人に「だだいまー!」と言ってもらえるようなイベントになっていけば嬉しいです!!
一度走れば忘れられない景色、匂い、そして高揚感。それがニセコグラベルです。北海道ならではの広大なスケールや、本州では味わえないコース設定により、感動と興奮を交互に味わうことができます。自然に溶け込んで走るも良し、おしゃべりしながら走るも良し、仲間や出会った人々と励まし合いながら完走に向けて走るのも良しです。他では経験できないニセコグラベルのイベントにぜひ参加してみてはいかがでしょうか!
- 一般社団法人HOKKAIDO EVENTS
- 伊藤 真琴/Ito Makoto
- 〒044-0031北海道虻田郡倶知安町南1条西2丁目4-1
- TEL 0136-55-6081/080-5346-4639
- FAX 0136-55-6083
- 北海道知事登録旅行業 第3-812号
- https://hokkaidoevents.com/(一般社団法人HOKKAIDO EVENTS)
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