今回は人気のグラベルタイヤPanaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング) SS 32Cチューブレスモデルを実際に1年間使用して感じたことメリットを紹介します。
また、Panaracer Gravel King(グラベルキング)にはシリーズがあります。
Gravel King、Gravel King SS 、Gravel King SK、Gravel King Plus、Gravel King SK Plusのチューブモデルとチューブレスモデルがあります。タイヤ幅の種類も多くカラーの違いもあります。
そこで、グラベルキングシリーズの特徴と併せてスポーツ自転車初心者のひまちゃんと実際に1年間使用した今田イマオさんとで、Panaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング) SS 32Cチューブレスモデルについてお話ししていただきます。
Panaracer(パナレーサー)とは
1952年より、自転車用タイヤ・チューブの専業メーカーとして、業務に専念。
自転車が欠かすことのできないスボーツ用品としてその地位を高める中で、常に新しい挑戦を続け、「世界初」の製品・製法を目指し、今日では、シティサイクル用タイヤチューブからロード、マウンテンバイク用のレーシングタイヤチューブ、車椅子用、リッターカー、ソーラーカー用など多岐にわたるタイヤチューブの総合メーカーとして、Panaracerを世界的なブランドにまで成長させるに至った。
Panaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング)シリーズ特徴の違い
チューブモデルとチューブレスモデルの違いについて
チューブの必要なホイールとチューブが不要なホイール構造の違い
チューブが必要なクリンチャーホイールの構造
チューブが不要なチューブレスホイールの構造
チューブレスのメリットについて
- チューブが無いので空気圧をそこまで上げる必要が無く、乗り心地が圧倒的に良くなります。
- タイヤとチューブの変形によるエネルギーロスが少なくなり走りが軽くなります。
- チューブが無いのでリム打ちパンクが事実上無くなります。
- シーラントが穴を塞ぐのでパンクリスクが軽減されます。
- どうしようもないパンクの場合にはチューブを入れてクリンチャーとして使用することができます。
シーラント剤とは
一般的なシーラント剤の中にはラテックスと言われるゴムの成分が配合されており、空気に触れると硬化していきパンクした際に、穴を微粒子が瞬時に塞いでくれる役目をしてくれます。
グラベルロードバイクのタイヤ幅、太さでなにが変わるの?
グラベルロードバイクのタイヤには主にタイヤの幅、タイヤの太さ、タイヤ表面のトレッドパターンと言われる凹凸の形状に違いがあります。
【タイヤが細いメリット】
タイヤが細いメリットは、太いタイヤよりも速度がでやすく舗装路での転がりがいいです。そのため、速度維持がしやすく高速巡行に向いています。
【タイヤが細いデメリット】
タイヤが細いデリットは、未舗装路では地面からの振動吸収性が悪く、太いタイヤと比べると安定性が下がります。走るコース状況によっては、高度なバイクコントロールを要求される場合もあります。
【タイヤが太いメリット】
タイヤが太いメリットは、エアボリュームと言われるタイヤに入る空気量が増えます。空気が増えて空気圧の調整をしやすくなるので空気圧を下げて乗り心地を良くすることができます。また、未舗装路では安定感が増すのでバイクツーリングや車載目的の人には太めのタイヤがおすすめです。
【タイヤが太いデメリット】
タイヤが太いデメリットは、舗装路ではタイヤと地面との接地面が増えて転がりが悪くなります。そのため速度維持がしづらくなります。
海外で流行っているグラベルレースやハイスピードグラベルというロードバイクに近いカテゴリーでは、太めのタイヤではなく細いタイヤが選ばれる傾向にあります。
コメントをお書きください