今回は人気のクロモリフレームのグラベルバイクにハイトの高いセミディープリムホイールを履かせると見た目も今まで以上にカッコ良くなり性能も上がります。
そこで、自転車業界で活躍する今田イマオさんが気になっているクロモリフレームに合うおすすめセミディープリムホイール12選を紹介していただきます。
また、ホイールのリムハイトが高くなることで、どんな効果があるのか合わせてご紹介します。
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クロモリフレームのグラベルバイクにハイトの高いセミディープリムホイールを履かせるロマン!?
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セミディープリムホイールとは!?
通常のホイール
38mmハイトのセミディープリムホイール
ディープリムホイールの定義について
- 〜30mm(ロープロファイル)
- 35mm〜40mm(ミディプロファイル)=セミディープリムホイール
- 50mm〜(ハイプロファイル)=ディープリムホイール
〜30mm(ロープロファイル)
30mm以下のリムは一般的にアルミニウム合金製のものが多いです。理由としてはアルミニウム合金ホイールは重量があるため、30mmを超えないものが多いです。ハイエンドモデルになるとカーボン素材を使用しますが、それでも30mm以下のカーボンファイバー製ヒルクライム専用のリムホイールを現在生産しているところは少ないです。軽量ですが激坂と言われる10%以上の勾配をガンガン走る人でない限り、選ぶ人が少ないのと海外では日本ほど軽量アイテムの人気はなく、耐久性やエアロ効果の高い自転車用品が好まれる傾向が強いです。また、見た目もカッコ良くなるセミディープリムホイールの方が人気があります。
35mm〜40mm(ミディプロファイル)
現在は技術やカーボン素材の進歩もあり、35mm-40mmホイールも軽量化できるようになりました。 そのためヒルクライム向けのホイールのリムの高さで言えば各メーカー(ブランド)30mm-35mm幅で作っているところも多いです。 その他には軽量になったことで加速性能と応答速度が強化され巡航速度の維持が今まで以上に実現できるようになっています。
50mm〜(ハイプロファイル)
リムハイトが高いホイールは室内競技やトライアスロンといった平坦の高速巡航を求め速度を維持する目的で作られています。 横風の影響を受けやすくため、風の影響を軽減させる目的でフロントのハイトは低く、リアはハイトの高い状態でホイールセットを販売しているメーカー(ブランド)もあります。
通常のホイール
38mmハイトのセミディープリムホイール
ディープリムホイールの効果について
1.見た目がカッコ良くなる
リムハイトが高くなることで重厚感が増しホイールとタイヤとの統一感により全体的にカッコ良くなります。
2.高速域での空気抵抗が減る
スポーツ自転車の最大の敵は空気抵抗です。
そのうち約10%はホイールが占めているとされています。
高速域においては通常のホイールよりもハイトの高いディープホイールの方が、整流効果が生まれ空気抵抗が低くなります。
3.定速巡航が楽になる
ハイトの高いディープリムほど外周部が重くなるため速度がのると減速しにくい効果があります。
その為、定速巡航が楽になります。
4.剛性が高くなりパワー伝達が向上する
構造力学上、リムハイトを高くすることでスポークの張力を上げるリムの剛性を上げないと撓(たわむ)んでしまいます。
その為、通常のホイールよりもディーリムホイールの方が剛性が高くパワー伝達の向上が高いです。
しかしながら、リムハイトの高さや使用している素材によっても大きく異なってきます。
5.ディープリムホイールより重くなく見た目もゴツすぎないで使い勝手がちょうどいい
リム幅が50mm以上のディープホイールでは、見た目もゴツつくなりすぎ性能もホビーライダーでは持て余してしまいます。通常は室内競技のトラックやタイムを競うトライアスロンなどの目的で使用することが多いホイールです。ご自身の趣味の範囲で楽しむ分にはいいかもしれませんが、価格も上がるのでセミディープリムホイールくらいが普段使い含めてちょうど良いと言えます。
見た目が変わる通常のホイールとセミディープリムホイールの違い!?
通常のホイール
38mmハイトのセミディープリムホイール
ディープリムホイールのデメリットとは!?
クロモリフレームに合わせたいセミディープリムホイール12選
昔ながらのクロモリフレームに現在の最新ホイールを合わせるとカッコ良さと機能性がアップします。
そこで、Prime(プライム)、MAVIC(マビック)、DT Swiss(ディーティースイス)、SHIMANO(シマノ)、SCOPE CYCLING ( スコープ サイクリング )の5ブランドからセミディープリムホイール12選を紹介します。
ディープリムホイールの定義について
- 〜30mm(ロープロファイル)
- 35mm〜40mm(ミディプロファイル)=セミディープリムホイール
- 50mm〜(ハイプロファイル)=ディープリムホイール
Prime(プライム)wiggleオリジナルブランド
Prime(プライム)は、サイクリングへの情熱を糧に、Primeはカーボンホイールやエアロハンドルバーを含む高性能コンポーネントを開発してきました。
当社の研究開発チームは業界を主導するメーカー各社と連携し、Primeコンポーネントが常にトップ水準のパフォーマンスを達成できるよう努めてきました。
Primeの第一の目的はレースに勝てるコンポーネントを良心的な価格で提供することです。
Prime 開発チームのメンバーは同時にレースで競うロードサイクリストでもあります。
そのため、パフォーマンス向上の僅かなチャンスを追求し、常に最先端テクノロジーを試しながら高性能コンポーネント市場をリードできるよう励んでいます。
セミディープリムホイール38mm
Prime BlackEdition 38カーボンホイールセットは深さ38mmのエアロリムプロファイルを採用しており、複数のヨー角にわたってメリットをもたらします。より幅広いリムプロファイルは、BlackEdition 38の空力特性を向上させるためにタイヤとのより直線的な輪郭を作成します。
650Bリム
650bカーボンリムにより、幅広タイヤのためのスペースがあり、快適性、コンプライアンス、コーナリングパフォーマンスが向上します。また、リムと道路の間のタイヤが大きくなり、タイヤ装着時のホイールの直径は、標準の700cホイールとロードタイヤのコンボに似ているため、速度を失うことはありません。
MAVIC(マヴィック)
1889年フランスのリヨン創業のMAVIC(マヴィック)。
世界で初めてアルミ合金リムを発表し、1934年の「ツール・ド・フランス」では、アントナン・マーニュ選手がマイヨ・ジョーヌを勝ち取ってからは、自転車レースの世界でスタンダードとなり、まさに『ホイールのパイオニア』。
常に開発を止めることなく、2019年にはEASY,SAFE、FASTをコンセプトにしたUSTチューブレスをリリース。
グローバルサイクリングブランドとして自転車ホイールを中心にサイクリングウェアやシューズをラインナップ。
革新的な技術によって優れたパフォーマンスと信頼性を同時に満たすというMAVIC製品の一貫したポリシーは、プロ・アマを問わず、多くのサイクリストに支持されている。
セミディープリムホイール32mm
最軽量となるリニューアルされたカーボンリムが特徴だ。32mmのエアフォイル形状が風を切って進むことを可能にし、ディスクブレーキ専用として作られているので、下り坂も今まで以上にコントロールを効かせながら、自信をもって攻めていくことができる。
- 圧倒的な加速・登坂性能を生み出す超軽量32mmカーボンリム。
- 軽量ながら剛性や耐久性も抜群。 32mmリムハイトホイールは快適性も高い。
- 脚に優しく長距離にも最適。
セミディープリムホイール32mm
マヴィックが誇る最新カーボンリム テクノロジーの高性能を誰もが手にできるように。 その新しいキシリウム プロ カーボン UST ディスクは、フルカーボン構造とマヴィック独自のUSTロード チューブレステクノロジーが採用されたプロレベル「SL」 モデルと同じリムを搭載。内幅21mmは28mmタイヤ用に最適化されているので、どんな路面であってもスムーズで、効率性の高いライドを実現する。 高さ32mmのリムは、ディスクブレーキによりブレーキトラック撤廃で可能になった、最適なエアロ形状を採用。
セミディープリムホイール30mm
コスミック エリートはハイレベルなパフォーマンスを実現するパーフェクトなエントリーモデルだ。この全く新しいUSTロード チューブレス システムは、上り坂や加速時の軽やかさを維持しつつ、よりスムーズな乗り心地と耐パンク性の向上を実現している。 また、チューブをなくすことで摩擦もなくし、転がり抵抗も減少させている。つまりより少ないエネルギーで高速に到達させることができるのだ。パンクに対するタイヤの耐久性を向上させるシーラントを含むUSTシステムは、従来のチューブやおよびタイヤシステムと比べ40g軽量化している。
DT Swiss(ディーティースイス)
DT Swissは、1994年の創立以来、高性能スポークやハブを製造。また2008年からはサスペンションフォークの製造も手がけ、ロードからマウンテンバイクまで様々な高性能コンポーネントを提供し続けています。
セミディープリムホイール35mm
ロードレース/ヒルクライムに最適なカーボンホイール。 セラミックベアリング採用のハイエンドモデル。リムブレーキ仕様。・重量:フロント 650g / リア 789g
セミディープリムホイール32mm
DTSWISSが作ったアルミホイールの最高峰PR1400。リム全体にプラズマ酸化処理。セラミックコーディングを施している証。よくあるブレーキの利きの向上は勿論ですが、さらにリム自体の硬度と耐久性も大幅に向上。特に耐久性においてはリムの疲労限界よりもコーティングの方の寿命の方が長いともいわれ、このかっこいい外観が長く維持されます。
SHIMANO(シマノ)
株式会社シマノ(英: SHIMANO INC. )は、大阪府堺市堺区に本社を置く、自転車部品と釣具の製造を主要な事業とするアウトドアスポーツメーカーです。
セミディープリムホイール32mm
シマノGRX初のフルカーボンホイール
- 高さ32 mmフルカーボンリム
- リム内幅:25 mm
- 推奨タイヤサイズ:32-622 ~ 50-622
- ロード11速と12速カセットのどちらにも互換性のあるハブを採用
セミディープリムホイール32mm
- 山岳ステージ向け軽量ホイール
- 高さ36mmフルカーボンリム
- 外リム幅:28mm(チューブラー)
- リム内幅:21mm(チューブレス) DIRECT ENGAGEMENT
- 12速カセットスプロケットにのみ対応
SCOPE CYCLING ( スコープ サイクリング )
SCOPE CYCLING(スコープサイクリング)は、2013年にオランダはアイントホーフェンにて産声を上げた新進気鋭のホイールメーカーです。
熱心なサイクリストである創設メンバーらが、自らの求める理想のホイールを実現するべく立ち上げたブランドです。
オランダのカーボンホイールブランドSCOPE CYCLING(スコープサイクリング)で、ロード用からグラベルロードバイク用、MTB用までチューブレスカーボンホイールが揃っています。
【朗報】ロードバイクからグラベルバイクまで使える!!オールロードホイールSCOPE CYCLINGを紹介
セミディープリムホイール45mm
Raceシリーズは、ハブの構造を大きく一新。SCOPEオリジナルのDIAMOND RATCHET機構により、フリーハブの軽量化と回転性能向上を実現しました。摩擦係数の低減により、ペダリングを止めた際のホイールの伸びがアップしています。通常36Tの爪は、オプションご購入にて48Tへアップグレードも可能です。
セミディープリムホイール45mm
Sportシリーズは、旧モデルのハブ構造にマイナーチェンジを施した新シリーズ。スタンダードな3つ爪構造を採用しRaceシリーズより価格を抑えながらも、SCOPE CYCLINGが目指す、軽量性、剛性、エアロダイナミクスの最適バランスには、一切の妥協はありません。
まとめ
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